uyis nep’n at! 公演情報 三等フランソワーズ「uyis nep’n at!」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    最初はブルーハーツ
    少し長目の暗転から始まるのですが、ここの訛りながらのセリフがいいんですよね(空気清浄機は移動の配慮♬)
    そして青い恋人たち を少し思い出させる感じが少し
    大きな街ではなく少し場末な感じが漂うBar
    そしてそこにやってくるのは訛りのきつい宇宙人ってここまでですでに情報多すぎですよねw
    しかしこの宇宙人はある意味で見た目はそちらに見せてるものの、方言の方が意味があるのかも
    地方から都会に出てきた中年なのかも
    美香本さんと木山さんのテンポのいい会話、どんだけパチンコ依存?もいいんですが、やはりカヨコの大発明 さんの有元はるか さんいいですね
    初見は男やとしか思わず聞いていたセリフが、ちゃんと?全くそうは言ってないんですよね
    このあたりはおかわりの楽しさ
    山下春輝 さんが初日より魅力的になってた印象
    セリフや演出が変わってたわけではないんですけどね
    この作品は録音は多いんだがセリフ少な目なのが中川浩六 さん
    しかしいいところを持っていく
    ラストは色々と考えられるんですよね
    新しい出会い、深層心理かな?

    さっちゃん
    この作品は意外と初回と印象が変わらなかったかも
    それは悪い意味ではなくいい意味でこの作品の良さの安定感なのかもしれない
    ほんと最初のうちは22?21歳になってもこどもみたいなことする娘
    それを容認してるけど、体裁を保とうとしながらも破綻する頭の悪い母
    ほんとにダメダメな親子に手を焼く近所の厳格な婦人って構図にしか見えないんですよね
    ほんとそこからこの3人の女優の巧みさの術中にハマってるんです
    まあこどもの悪戯としては度が過ぎてますが
    ほんと上手いのがあまりにも関係ない感じに連発するセリフの見事な回収
    ほんと綺麗にもっていくんですよね
    ラストのひとり残ってからの煎餅までの美香本響 さんの表情はあのインパクトのあるサングラスでも伝わる
    そして有元はるか さんの後半に向かっての表情
    セリフはそこまで変化させずに伝わるものがかわるんですよね
    やはり最初のあまりにも屈託のない感じから世界に引き込んでくれるのは幻灯劇場 さんの鳩川七海 さん
    ラストは頭を下げる前から恐怖なんですが、頭を上げた後に少し上からなのがさらに恐怖なんですよ

    ラフストーリー
    妹と親友の結婚式に出席していた兄、そこにテロのように現れた親友の元カノ
    シチュエーションとしてはありそうですが、舞台がそれをサプライズと周りに思わせた後のホテルのラウンジってのが少し斬新かもしれない
    でもその設定だからこそ、前の情報を交えながらも2人の感情を爆発させてもおかしくないシチュエーションを作るのはほんと上手い
    このお話も初見やとゲレンデのあたりでたねちゃんと同じ表情になるんですよね
    中川さん話ズレてる?
    しかし誰って言ってないんですよ
    そしてその勘違いをしてるあたりの水木たね さんほんと可愛いんですよね
    と言うか全体的にかなり鼻につかない感じの憎めない美人さんって雰囲気
    ほんと振り幅の大きい素敵な女優さんですね
    そのあたりも計算しての中川さんの演出の巧みさなのかもしれないですね
    この作品も情報量多いのはそんなゴタゴタの中にLGBTまで加わる
    しかしそんな情報量過多になりそうなのにすんなり入ってくるのが上手いんですよね
    ラストを暗転で終わらせないあたりもいい感じ
    背中をポンと叩かれた後のミュート何から始めたか気になりますよね

    MILK
    この作品はある意味でふたつのお話
    そんな感じの舞台も多いんですが、現実と虚構をここまで上手く融合させてる作品は少ないかも
    夢と現実っぽくはあるんですけどね
    最初のシーンはほんと軽く流す感じに軽く情報が入ってくる
    そしてインパクトの強い中核へ
    山下さんと七海さんの凛々しいんだか可愛いんだかわからない世界に引き込まれる
    ある意味で北◯鮮とかの軍事英才教育っぽいものを感じながら脱◯を感じるのが中川さんのミケなのかも
    そして前半のハイライトはそんな不思議な雰囲気を混沌に叩き落とす本多真理 さんですね
    相変わらずこの女優さんにしか作れない独特な空気感でワールドを作られます
    ここの中川さんはミケなんですがある意味で凛々しいんですよね
    このドタバタもラストへの伏線ですね
    このラストの鳩川七海 さんほんといいんですよね
    セリフの雰囲気もあまり見たことがないボーイッシュな感じ
    イケメンの感じもいけちゃうんやなって再認識
    そして甘えたいけど甘えない、そして甘えさせないって感じもほんと良かったんです
    やはりこの女優は只者ではない
    そしてその世界観を七海さん以上に作ってたのが木山梨菜 さんやった印象
    OPから中盤までの伏線を見事に回収していく感じ
    このラストはよく言われる猫の習性なのかと思いながら、それを悲しむ溺愛した者への隠しきれない感情を見事に表現されてた印象
    目がほんと素敵でした
    最後に写真を取りながらのハッシュタグの発表は長すぎて覚えられませんでしたw
    俺がハッシュタグ何って聞いてから考えられたのかな?w
    配信あるのにたぶんネタバレいっぱいで書いてみました
    大千穐楽の幕が上がったからいいかなと
    これリピートほんとに世界が違って見えますね

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    2021/12/31 10:21

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  • しぇぶさん、ありがとうございます!

    2021/12/31 10:59

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