実演鑑賞
満足度★★
コロナ渦でありながら、立派な会場で公演ができ、多くのお客さんが観に来てくださっているなか、あの作品のクオリティは如何なものか。
何を軸に脚本を選んだのか。
このご時世になぜこの作品なのか。
演劇で大切にして欲しい、「メッセージ性」がこの作品からは伝わらなかった。
何を見せられているんだろうと思うばかりだった。
内容は在り来たりで魅力ゼロ、歌やダンスで盛り上げる演出を楽しみにしていたが、ただ頭を振り回して暴れているだけで、歌もうまい下手以前の問題。全体的にぐちゃぐちゃで起承転結が謎。観客のポカンとした顔が見えないのか。
舞台やドラマの脚本の質が悪いのか古いのか。正直中学生の演劇団のほうが良いものを見せてくれると思う。
これに13000円はかなり高い。
キャストの若手人は踊れて歌もすごく頑張っていたとは思うが、それぞれの魅力や実力を発揮していたか?なんだかキャストの方々も公演後のやりきった清々しさよりも疲れきっている印象で、お世辞にも「観に行ってよかった!」とはならなかった。
こんなの失礼なコメントなのかもしれないが、こう思っていたのは私だけではないと思う。舞台に出たくても出られない人もいて、観に来たくてもこれない人もいるなか、あのクオリティで満足しているのなら、この作品にgoサインを出した開催者側も含め考え直して欲しい。会場を出るお客さんの声を聞いて欲しい。
長文失礼しました。