実演鑑賞
満足度★★★
主人公が母親に対してへの思いが長年溜まっていたのか
母親の些細なミスで一気に怒りの沸点が達したことに驚いた。
単純なドキュメンタリー演劇に見えないように、あえて芝居っぽい台詞を
盛り込んだのだろうか、そのせいか個人的に先の展開が気になるというより
事故を辿っていくだけの淡々とした芝居を見続けていたような気がする。
見えない何かに対しての怒り、もどかしさ、悲しみは伝わるのだけど
直接のやり取りがないため、いかんせん盛り上がらない、
獣唄は父親とのやり取りがあったから面白かったのだが
今回は特にそういうキャラはいなかったような気がする。
あと、悲しい時に流す曲が毎回、同じで少し乱用しすぎなような気がした。
いい曲だと思うんだけどここぞというというときに使用しないから
安っぽく感じでしまう。