満足度★★★
青春成分増量中(当社比)
ファンタジー系の原作ありの舞台というと、この舞台と同じチラシになっていた『夜は短し・・・』が思い起こされる。
『夜は短し・・・』の舞台は、原作の主要なエピソードやシーンをほとんど盛り込んだ内容となっていたのだが、この『ホルモー』はそうではなく、元々原作も青春モノではあるのだが、舞台ではさらにその部分が広げられていたように感じた。
「ホルモー」とはなんぞや? 原作を読んでない方はそう思うであろうが、舞台では簡単に説明するだけで、さらりとしたものである。
それだけで、観客は理解できたのであろうか。
原作を読んでいれば(あるいは映画を観ていれば)、その省略は脳内で補完できるのだが・・・。