実演鑑賞
満足度★★★★★
総評全公演観劇♪
同じ話しなのに、違う芝居に見える様な不思議な・・・演出、セットの妙か?・・・♪
Hチーム・・・こちらが若手チームなのか♪
ドリスの表情が殆ど変わらない・・・なので出産、大学のピッピー、ヘレンの死、最後のシーンの時が感情が出て凄く良い♪
ジョージは最初はかなり軽薄な男に見えたのだが・・・マイケルの死辺りからしっかり年を重ねた男に・・・♪
台詞が飛んだり、逆の事を言ったり・・・初見ではわからない程度だったから大丈夫だったかな・・・♪
Pチーム・・・こちらはベテランチームか♪
ドリスが成長の度に表情が変わる・・・最初は高校中退だからって感じから読書会、高校卒業、大学入学、会社の社長と変わって行った♪
ジョージは紳士的に見せようとしているのか?・・・Hと比べるとかなり落ち着いている・・・そして晩年に向かって行くのだが、髪を白くしたりするのだが基本的には変わらない様に見えた・・・(晩年にドアから顔を出した時高田純次に見えた笑)♪
こちら側は消えものが出てきて実食する・・・ケーキまで出てくる♪
この膨大な台詞の中食べるのは大変だったろう♪
「あなたが来ると知ってたらケーキを焼いておいたのに」Hチームがレコードだったのに対して、Pチームはピアノを弾いて歌う・・・かなり失敗していたが・・・(笑)♪
オーバーザレインボウは最初聞いた名前のドロシーに対してだったのだろうか?(これに気付いていた人居ますか?)♪
最後プロポーズするが、25年も深く繋がっている二人は夫婦以上の存在だろう・・・紙切れ一枚で繋がっている夫婦よりは・・・♪
あっと言う間の四日間だったが、一日だけパートナーを交換して演じても面白かったかも・・・って言うかオヤジは観たかった♪
舞台は生物、一度として同じ舞台は無い・・・だから何回観ても新しい気付きがある・・・♪
2021/11/22 08:27
こうして応援してくださるお客様がいることで、どれだけ私たちが勇気づけられるか!
何もお返しはできませんが、ただ良い芝居を作ってお観せすることこそが、お客様への一番のお礼だと思っております。本当にありがとうございました。
おっしゃる通り、チームそれぞれで、まったく個性の違う2つの芝居ができました。
実は役者も演出も、本番まで、他のチームの稽古を全く観ていなかったので、どうなっているのかほとんど知らなかったのですが(笑)
その違いを楽しんでいただけて良かったです。
消えものは、用意がすごく大変でしたが、やっぱり本物を使うと臨場感も出ますし、やっている方も楽しいです。
昨年の「明日」では、諸事情で消えものの使用を断念したことを考えると、今回はほんとに感慨深かったです。
ピアノは、Pでは原作の設定どおりにしたのだと思います。
あ、オーバーザレインボウは、ジョージさんの発案でしたが…
最後のプロポーズ… 夫婦っていったい何だろう、と考えさせられるシーンですね。
舞台上では、一年に一度の密会現場しか出てきませんが、それ以外の364日の生活が二人にはある…その部分も大切にして演じるように心がけました。
パートナー交換!! 大変!そのためにはあとひと月は稽古しないと(笑)
セリフも動きもキャラクターも全く違うので、いちなりやったら大騒ぎでしょうね~
それこそ、まったく違うお芝居になったかもしれません。
いや~本当に舞台は生ものですね。
やっている役者たちが意識して変えることは全くなかったのですが、それでも、本番をやるたびに、毎回新たな気付きはありました。
そう思うと、ロングラン公演をいつかやってみたいな~なんて、夢が広がってしまいますね(笑)
ではでは、あらためまして、ご来場誠にありがとうございました。
次回も頑張りますので、これからもどうぞ見守ってくださいね!