『動ける/動けない 言える/言えない』を考えるWS 試演会 公演情報 升味企画「『動ける/動けない 言える/言えない』を考えるWS 試演会」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    出演者観客共に若い層。「試演会」のレベルや如何に、とフタを開けた一作目はどっと疲れて後悔が過ぎったが二作目、三作目は収穫であった。椅子にじっと座る、という行為はそもそも苦行であった(幸運な事にそのことを忘れていた)。目の前の現象によって苦痛を忘れ、心が動き活力が湧く。血流、脳内分泌物の力。演劇とはナゾな代物である。

    ネタバレBOX

    「若い」と言ったのは一つ目の出し物の関心事であるらしい「喧嘩ができる/できない」という問いに発する彼らの「あり方」が、自分のエリアに届いて来なかったから。というのと、就寝前30前に行なっているらしいワークのルールが不明。2人×3組の一対一の関係性の描写をやるが、面白い領域に行きそうな所、ピッと体操用の笛が鳴り、審判が「注意」と言って止める。このルールが判らない。ルールは大事だと思うんである。
    二作目は升味女史らしいヒント少な目の台詞でナゾが次第に浮かび上って解かれるお話で、今回の「試み」の趣旨との関連は分からないが出し物として面白い。
    三作目は友人、家族、関係性の点描が少ないキーワードで淡い水彩画のように見えてくる感じで、好感が持てた。
    各15~20分。

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    2021/10/25 10:14

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