朝霞と夕霞と夜のおやすみ(ご来場ありがとうございました) 公演情報 FUKAIPRODUCE羽衣「朝霞と夕霞と夜のおやすみ(ご来場ありがとうございました)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    自分は好きです!
    賛否両論分かれているようですが、自分は気に入りました。

    最前列で桟敷だったのでとにかく腰が痛かったけど、目の前で全力で走って歌って飛び回る役者さんたちの楽しそうな様子を見ていたら、自分にも元気を分けてもらったようでした。

    年配の藤一平さんが若い人たちと同じように動き回って大活躍。
    途中に深井さんとふたりで繰り広げるバカバカしい踊りとセリフの応酬のシーンではブレイクダンスな動きも見せてくれて、それがうまくない所が微笑ましかったです。

    冨士山アネットのEKKYOでしか見た事なくて、その時はあまり面白いと思わなかったのだけど、今回はグイグイ引き込まれました。

    ネタバレBOX

    静かなシーツに包まっての朝のシーンから始まった後、一気に全員での豪快な歌と踊り!

    上手いとか下手とかじゃなくて、勢いで一気にもってゆくのが凄いし、何より舞台上の役者さんたちが心から楽しんでいるのがこちらにも伝わってきて良かったです。

    全体にひとつの物語のようなものはなくて、小さなエピソードをひとりあるいはふたり芝居で紡いでゆく。

    ふらりと山へハイキングに訪れた男性。
    最初は心晴れ晴れと山を登っていたのに、途中からガラッと哀れな感じになるのが良かった。
    山は登ったら下りなきゃいけないんだよね。

    藤一平さんと深井さんのシーンは何だか滑稽で楽しい。
    内容は大したことないのだけど、何となく微笑ましかったです。
    ここで一気に動き回ってエネルギーを出しきったのか、藤さんはその後こっそり舞台上から姿を消していました。

    田舎からミュージシャンを夢見て出てきて、今では小劇場で役者をやっている男性の夢見心地な弾き語り。
    全然内容はない。
    飽きるひとは飽きてしまうのだろうけど、ゆるりと見れてしまうところが良かったです。

    HOTELのシーンはEKKYOでも上演していたものをそのまま持ってきたのでしょうか?
    EKKYOで見た時は面白いと思わなかったのだけど、今回はそこまでの積み上げがあったからか、楽しく見る事ができました。

    役者さんは皆さん汗だくで、一生懸命楽しんでいる感じでした。
    まるでスポーツのよう。

    やはり藤一平さんが印象的でした。
    あと高橋さんの表情豊かな演技、掘出者の澤田さんの透明感のある存在が良かったです。

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    2009/05/20 21:39

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