ホシノヒト 公演情報 演劇企画アクタージュ「ホシノヒト」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    今回も会場案内人は主催・作・演出の大関氏。
    もはや演劇企画アクタージュ名物といっても良い“ほのぼの光景”なのですが、本当にこの方は「感じが良い人」。
    わざわざアンケートを取ったりしなくても、この方が与える良い人な印象はもはや鉄板!
    そして作品がこの大関氏から作られているという事を意識して観るとプラスαで面白く感じるのは私だけだろうか(一定数いると思う)

    星降るペンションを舞台に冒頭はほんのりコミカルテイスト
    からのSFファンタジー。
    しかし話がさらに進んでいくと過去の殺人事件話が浮き上がってきて、何やらきな臭く・・・
    そう、私はこの温厚な大関氏が意外とブラック(クリエイター)な一面を持っていると睨んでおります。
    ファンタジーに光と影、このブラックが差し色になっての面白味。

    2021年現在と因縁の1994年
    アイデアが膨らむに連れ、役者さんの人数をもう少し多く、なんて思いもきっとあったのではないかと想像したりするのですが、7人の役者さんがフルに奮闘されてのパラレルワールド。
    頑張っていたなぁと・・・エンディングも切なくエールを送りたい。

    ネタバレBOX

    因縁の1994年 母親を殺したのは誰?
    犯人探しの楽しみが膨らんできた頃、思ったより早い段階で真犯人が判明。
    しかし犯人が分かったココからが大関ブラックの爪が光り輝いて一番面白い。
    映画「ゴースト」にも似た面白さとでも言えばいいのか、もうこの面白味でゴハン3杯いける。
    真犯人にも良心があった事が分かったところでブラックの爪は閉じられる。
    ちょっと名残惜しい。

    タイムリープの際のルールがバックトゥザフューチャーに準ずるというのはとても分かりやすい(笑)
    「あっ未来を変えちゃいかん」と慌てるお父さん。
    めちゃ変えなきゃダメでしょ、あんた嫁殺しの犯人だと思われるんだよ!
    ツッコミたい、とぼけたお父さん。

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    2021/09/26 01:44

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