実演鑑賞
満足度★★★★★
今回も会場案内人は主催・作・演出の大関氏。
もはや演劇企画アクタージュ名物といっても良い“ほのぼの光景”なのですが、本当にこの方は「感じが良い人」。
わざわざアンケートを取ったりしなくても、この方が与える良い人な印象はもはや鉄板!
そして作品がこの大関氏から作られているという事を意識して観るとプラスαで面白く感じるのは私だけだろうか(一定数いると思う)
星降るペンションを舞台に冒頭はほんのりコミカルテイスト
からのSFファンタジー。
しかし話がさらに進んでいくと過去の殺人事件話が浮き上がってきて、何やらきな臭く・・・
そう、私はこの温厚な大関氏が意外とブラック(クリエイター)な一面を持っていると睨んでおります。
ファンタジーに光と影、このブラックが差し色になっての面白味。
2021年現在と因縁の1994年
アイデアが膨らむに連れ、役者さんの人数をもう少し多く、なんて思いもきっとあったのではないかと想像したりするのですが、7人の役者さんがフルに奮闘されてのパラレルワールド。
頑張っていたなぁと・・・エンディングも切なくエールを送りたい。