満足度★
作家のひとり笑い。
ほとんどまったく笑うことができず、居心地の悪い80分間。
おまけも観ずに飛び出ようと思ったが、そこは堪えてやはり居心地悪く。
「ほら、シュールで面白いコメディーでしょう」と言われて笑えるか。
そこまで私はお人好しにはなれないし、面白い時だけ笑いたい。できれば。
さらに、作家自身が笑っているのだから、もっと興醒めである。
王子小劇場は、こういった戯曲を推薦するのだな、と別の意味で感慨。
劇場に対する信頼が揺らぐには十分な作品だったと思う。
それくらいびっくりする作品だった、というのは逆に凄いかもしれない。
教訓:水を使えば面白くなるわけじゃない。