満足度★★★★★
思い出したくもないこと。いつの間にか柴作品がカラダに馴染むようになった。前は「自らに罰ゲームを科す演出をする人」という印象だったんだけど。「少年B」という実に控え目なタイトルなこの作品の観劇の最中に、私は思い出したくもない思い出をどんどん思い出した。作品を観ながら、どこか14歳の自分を彷徨っているような気分。実に恥ずかしい心持ちだった。だんだん、自分にオーバーラップしていく感覚が、むず痒い。その作品の素直さに胸を打たれた。控え目に言って。あの頃。私もたぶん少年Bだったのです。
ネタバレBOX
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2009/05/18 21:18
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