期待度♪♪♪♪♪
これもとうに完売で観られそうもない。・・・と書いたが、まだ残席ありであった(複数プレイガイドで)。
井上ひさし×蜷川の舞台は未見だが「ムサシ」は観ておこう、と蜷川幸雄の最晩年だったか死後だったかに思ったものだが、チャンスが来た。過去の上演記録を見ると2009年初演、翌年NY、2013~14再渡米、そして蜷川追悼公演が2018年。キャストは主演・藤原竜也以下大枠変わらず、佐々木小次郎役のみ三代、初演小栗旬、翌海外が勝地涼、2013年海外より溝端淳平。スタッフ陣は当然変わらぬが、今回初めて演出:吉田鋼太郎、蜷川は「オリジナル演出」となった。上質エンタメと確信し、自宅に戯曲があるが読んでなく、まずは観たい、んであるが、今回も無理をせねば(周囲の顰蹙を買わねば)観劇日を確保できず迷い中。売れる演目だから短いサイクルで上演が為されていると思しいが、芝居は変わって行く。蜷川舞台を継承する一人としての吉田氏が演出家として目覚め、主体性がもたげるとオリジナルから離れて行く事も・・そうなる前に見たい気持ちってのもあるが、観る割合3対7かな~。配信があったら観るかどうか・・これも迷う。(ケラの「砂の女」は配信するらしい。観るぞ。)