実演鑑賞
満足度★★★★
中々うまい線を行っていたと思うが、観客の心ない観劇態度で大いに邪魔をされた。しばしば話題になる「笑い男」が今日もいて、相手にしたくはないが、冒頭から「ちょっと先に笑いをぶっこむ」という本人だけは「してやったり」と快感だろう高笑いのせいで芝居の滑り出しを掴みそこねた。
が、それでも土台もしっかり作った芝居はすぐさま様相を現わし、和製インディジョーンズらが遺跡から重量級のお宝を台車で運び出そうとして突如現れた「段差」と格闘するお馬鹿芝居を追い始めた。
その後は男の笑いも気にならず芝居の道筋が辿られて行く。いい頃合いに新たな登場人物が加わって意外な展開をもたらす。冒頭から登場の三人の会話がほぼ「段差と台車」の試行錯誤だけに終始する所、新たな情報は新人物からしか持ち込まれない、という作りが潔いというか、馬鹿馬鹿しさに拍車をかけていた。
あと木乃伊の作りがうまい。包帯の裂け目(目の部分とか)を黒塗りしてあるのがちょいグロで笑う。
プチな笑いネタにももっと目を届かせたかった。
2021/08/16 07:43
観ている人たちは、寛容というより、もう限界まで我慢しているのでは?
私も、何度も遭遇し、ほとほと困っています。
これは、異常です。シリアスな作品でも、大声でゲラゲラ。
なんとかしないと、(笑い男) は、これでいいんだと永遠に続けるでしょう。
大声で騒いでいる子供と同じ。もうここまでくると騒音。携帯の音なんて、はるかにどうでもいいくらい小さい。マナーなんていうレベルを超えてる。
私も真剣に対策を考えています。芝居仲間みんなで、立ち上がる方法があれば...