映像鑑賞
満足度★★★★★
都から発出された日本百貨店協会への「感染防止対策の更なる徹底」要請の影響で、開催3日前に当初予定されていた新宿高島屋横での上演を断念。日程を1日減らしてプーク人形劇場での開催に変更し、タイムテーブルも全て組み直すという、関係者の御苦労たるや察するに余り有る。いくつか入れていた演目の予約もキャンセルになってしまい、当初予定していた時間と合わなくなってしまったことから、配信ライブで鑑賞することに。初日は見逃したので2日目の8月12日。
まず、日本でのアーティストビザを取得しているアメリカ人による、ヨーロッパゆかりの古楽器にオリジナル楽器を織りまぜた大道芸『グレゴの音楽一座』。京都の人形劇団『糸あやつり人形劇団みのむし』は「岩見重太郎・狒々退治の段」。ダイジェスト版だったが、これはなかなか楽しい。八王子の人形劇団『八王子車人形西川古柳座』は、「二人三番叟」「日高川」「東海道中膝栗毛」から1シーンずつと「洋舞」。最後の『PESTRICA』はリングを使った変則のジャグリングで、錯覚を利用しているのだろうけど、何をどうやったらこういうことが出来るのか、くり返して見てもさっぱり分からない凄い芸だった。