誰かの味方 公演情報 こわっぱちゃん家「誰かの味方」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    11日マチネ回鑑賞。コロナ禍での教師達の夏休みと、その周辺のお話。トータル120分ほど。途中10分間休憩あり。

    ネタバレBOX

    色々考える作品だった。互いの正義感や何を大切にしたいか。
     例だと、文化祭の発表を子ども達のやりたいを尊重してやらせたい二岡先生と、子ども達の安全を第一に考えて中止にすべきと思っている岸田先生。互いに間違った事を言っているのではないから、反発するしどちらも納得いく所を見つける事の難しさをひしひしと感じられた。
    ただ、そこで相手を否定せずに相手の意見を聞こうとして分かり合っていくというのは、今の世の中だと本当に大切な事なので、そこは観ていて面白かった。

     個人的に、もっとマリエ先生の変化や成長の様なのをもう少し欲しいと感じた。途中10分間の休憩があったが、そこまでで北先生の問題が片付いて、北先生自身も大きな成長のキッカケになった。この後、他の先生の成長をと思っていたら、また北先生キッカケの問題発生で、ちょっと北先生トラブルを入れ過ぎと感じた。マリエ先生の完璧さが崩れて、本音で子どもとぶつかり合うとかを見たいと思ってしまったのがちょっと残念。後、立花の飛び込みしたいくらい辛い理由などがなんでだったのかは敢えて具体的に書かなかったのだと思うが、文化祭が中止になる事だったのか・受験のストレスなのか・友達からの相談だったのかどれだったのかが気になった。

    個人的に印象的だったのは、岸田先生役の瀧さんとと二岡先生役の田中さんならお二人。
    前回の作品の余白の色彩を観ていたので、前回で恋人役の二人がバッチバチにやり合っているのは印象的だった。

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    2021/07/18 19:07

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