実演鑑賞
満足度★★★★★
NODA・MAPは申し込んでは外れ、申し込んでは外れの繰り返しだったが、コロナのせいで応募者が減ったのか初めて観ることができた。求刑、いや休憩なしの2時間5分。
題名の通りに Shakespear の fake から始まり、いくつも支点を移動して全く別の方面へと進んで行く。あれがこうしてこれがああしてと書きたくなるがそれは販促、いや反則。それに1回観ただけではよく分かっていないところがたくさんあって誤解したまま書き込むのも恥ずかしい(いつものことだけどww)。
高橋一生さんは硬軟自在の変化が美しい。最近TVドラマをあまり見ていない私にも人気の理由がよく分かった。そして前田敦子さんは立派な女優さんだった。嘗めててごめんなさい。そして私の一番の推しは村岡希美さん。若々しく小気味良いセリフ回しが壺だった。
いやあ、もっと応募して何回も、できれば前方で観たかった。久しぶりに悔しい。
*追記
上手または下手あるいは両方から幕が出て来て、反対側に去っていくと舞台がすっかり変わっているのは野田秀樹さんのオリジナルかと思ったらブレヒト幕というのだとパンフレットを読んで初めて知った。昨年の「真夏の夜の夢」の場合はブレヒト板というべきか。