実演鑑賞
満足度★★★★★
劇団桟敷童子らしい舞台美術と演出、そこに描かれる人間模様は実に悲しく儚い。が、一方で逞しい生命力を思わせる、その人間賛歌に身魂が震(奮)える。初演(2019年12月)は観ていないため、どこを改訂したのかは分からない。ところで、公演の当日パンフには「『獣唄』の再演をやると決めたのは去年の1回目の緊急事態宣言中である。(中略)得体の知れない何かが僕を搔き立てた。何故かしら『獣唄』をやらなければならないと思ったのである」と書かれている。何となくだが、その理由が分かったような気がした。(上演時間2時間 途中休憩なし)
ネタバレBOX
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2021/05/26 21:00
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