満足度★★★★
鑑賞日2021/02/12 (金) 14:00
座席K列13番
価格6,500円
【ピーチオンザビーチノーエスケープ】
事前情報もあり何人もの女性が1室に監禁(軟禁?)され1人の男の性の対象とされている状況に新藤兼人脚本・和田勉監督「完全なる飼育」(1999年)を思い出す。、
が、こちらは「何人もの女性」であるのが大きな違いで、彼女たちの記憶に同じ友人がいて、それが「幻の女」的存在として登場するのがミソ。(以下ネタバレBOXに続く)
コロナ禍により上演の順は違ってしまったが、本作の次がど真ん中の剛速球的恋愛譚(とはいえ一癖二癖はある(笑))「脳ミソぐちゃぐちゃの……(後略)」だったというのが興味深い。
片や共感し辛い、片や恋愛経験があれば程度の差こそあれ共感必至と対照的なのは「反動」?(笑)
性と愛という密接であるが同時に相反する(?)ものがテーマとも言えるのではないか?