#新訳、十二夜、あるいは、お好きなように
#月チーム
若者の公演であることで、選曲やいくつか台詞に現代にアジャストしようとした演出の試みが見られた。ただ、賑やかす声や音で必要な台詞が聞き取れず残念。大好きな作品だから、もう何度も観て知っているからいいけれど、知らないで観たら、話を理解できるだろうか?
演技にも演出にも隙間が見えて粗さを感じた。
キャストの力量にも、随分と差があるように感じられた。緊張はあるだろうけれど、もう少し楽しんでくれたらいいのに。
オリヴィアの大木あゆみさんの存在感が群を抜いていた。特に恋に落ちていく表情の変化が一番の見どころ。台詞もよく届いた。
アントーニオの藤田侑乃さんの声は張りがあってよかった。