満足度★★★★
価格6,720円
『ピーチオンザビーチノーエスケープ』初日の舞台を拝見。
上演時間115分のうち、終盤に入るまでは、女優陣の奮戦にも関わらず、正直、個人的には手が合わなかった。
が、桜子(演・難波なうさん)が前面に出て以降の畳みかけるような展開には痺れた。
あと、斉藤マッチュさん演じる藤谷道成、そのイキイキとした悪役ぶりは特筆モノだった。
さて、恐らく元ネタは新潟少女監禁事件だと思われるが、同事件の真相とは別次元の話として、何故、桜子(達?!)が逃げ出さなかったのか、もう一人のヒロイン・キョーコ(演・三浦真由さん)の場合も含めて、色々と考えさせられた。
でっ、この点、演じ手の若い女優さん達と同世代・同性の観客の意見を聴いてみたいなと強く思った。