母乞食 公演情報 MissPRs「母乞食」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    魅せる!そうして拍手は鳴り止みません。
    とにかく素晴らしい作品。靄のかかった幻想的な舞台に照明の効果が加味され、導入音楽はクラシックの嵐。ベートーヴェンのピアノソナタ、「月光」「悲愴」他、ショパンなど。
    物語の雰囲気は江戸川乱歩の香りのする妖しさと優しさに満ち溢れた舞台で衣装といい、役者の演技力といい、とにかく素晴らしいの一言でした。
    脚本家・演出家斉藤尚子が、放つ妖艶且つ迫力のある世界観は相当な能力と実力のある事を観客に納得させるに値する女性でした。初見の劇団でしたが、こんな素晴らしい舞台を見せられると前作もとっても気になる・・。

    時間があったら是非に観劇することを切にお勧め!騙されたと思って観てみて。これは観ておくべき舞台です。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    母に捨てられても子供は母を乞うていつまでも探し続ける母乞食。
    この道を通るととりこまれてしまう母乞食。
    母を乞うて座る道、母乞食。
    「桜の枝が目印です。お母さん、僕を見つけてください。」

    母に捨てられた唯子(16歳)は同じく母に捨てられたハル、ぴー助、シロー、少年杏樹らと一緒に唯子の母を探す旅を始める。ハルは旅の間中、唯子を守りながら、優しく愛しむ。道中、彼らはさまざまなな事を体験し、お互い優しく励ましあいながら、母に対する思いや人としての生き方を学んでいく。
    中でも少年杏樹はどこか屈折していて、「この世界は汚れている。」などと悲壮感が溢れていたが、ハルに「生きていくのは辛い事だけれど強くなれ。」と教えられながら、少しずつ学習していく。
    やがてハルは唯子を誘拐した罪により逮捕されるという現実が迫る場面で、唯子は告白する。
    「貴方はいままでずっと体をはって私を守ってくれました。貴方という部屋の中で私は温かだった・・。」

    こうしてハルは母に捨てられ母に見つけて貰いたい、という想いは唯子の愛情によって浄化され満たされたのです。

    母に捨てられても子供は母を乞うていつまでも探し続ける母乞食。
    この道を通るととりこまれてしまう母乞食。
    母を乞うて座る道、母乞食。


    役者の面々はそんなに若くないです。だからでしょうか?演技に磨きと重厚さが備わっていて実力のほどを十分に堪能しました。
    ダンスも器用に魅せてくれて、プロのダンサーとは比較にならないけれど、それでも魅せます!セリフで使われる言葉にも一種の独特さを感じ、ファンタジー的な要素も加わり舞台は観客をクラシックで、衣装で、演技で、物語で魅了し、終わります。

    そうして拍手は鳴り止みません。

    2

    2009/05/10 11:59

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  • ものすっごく相当ハイレベルな舞台でした。ワタクシ好みでしたよ。

    いあいあ、あまりの感動ぶりに腰を抜かして宙に浮くくらいびっくりしました。
         ↑
    この表現で物凄く理解できるかと。

    な、なんと?!随分前って2年位前ですか?
    今回で上演は3本目という新しい劇団でしたよ。

    はい。覗いてかじってまるごと飲み込んでやって!(^0^)
    満たされて至福感が味わえます!

    2009/05/11 00:25

    相当素晴らしかったようですね・・。

    感動の余韻が行間から溢れてくるようです・・。

    幻想的な舞台、ピアノソナタ、「月光」「悲愴」、ショパンそして、江戸川乱歩の香りのする妖しさと優しさとくれば、これは興味を誘いますね・・。

    この劇団、随分前に一度観ているのですが、ちょっと作風が変わったのかも・・。

    でも、みささまがそこまで絶賛するのでしたら、また覗いてみたいですね・・。

    2009/05/10 23:51

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