満足度★★★★
楽しい!面白い!
電動夏子安置システムは毎回面白い試みをしてくれて、それをしっかり笑いに仕上げているあたりが好きです。
今回は「Performen」の4作目らしいですが、自分はこのシリーズ初見。
でも、そんな事は関係なく楽しませてくれます。
役者さんは20名以上参加されていて、そういう場合大きく扱われる方とアンサンブル的な扱いの方に分かれるかと思いきや、皆さん個性豊かで印象的でした。
「カレ」という男の子を演じていた片桐はずきさんのボーイッシュな魅力と身の軽さを生かした躍動感ある演技が良いです。
劇団員では安定感のある道井さん、なしおさん、演出も兼ねる高松さん、小原さん、「チョナンカン」ネタで笑わせてくれた澤村さん等など安心して見れました。
特に渡辺美弥子さんが、端正な顔立ちながら表情豊かで、軽快に動き回って印象的でした。
当日パンフが中6ページでカラー刷りという豪華さで、役者さんひとりひとりも詳しく書いてあるし、今回の作品についてもちゃんと解説されていて、好印象です。
舞台美術も、シンプルながら趣きのある舞台で、衣装も揃られていて、オープニングやクライマックスの全員で揃った動きをする時の見栄えがとても良かったです。