満足度★★★★
何度も上演されたもはや古典とも呼べる名作、素晴らしいに決まってる。しかし、本作、おそらくは数か月もの間、満足に舞台に立てなかったであろう役者さん達のその鬱憤を晴らすかのような気迫のこもった芝居に鳥肌が立つ思いであった。さらにアフタートーク、最初は何が何やら分からなかった。でも「そうか、この手があったか!」決して褒められるやり方ではないかも知れない。何かあったら酷く叩かれるかも知れない。しかし、そんなリスクを承知のアフタートークに劇団の想いと覚悟を見せられた感があった。芝居で感動するのは当たり前だが、アフタートークで感動したのは初めてだ。