燦々 公演情報 てがみ座「燦々」の観てきた!クチコミとコメント

  •  額縁舞台での公演ということもあり、全体として
    視覚というか「観る」ことを強く意識したつくりの
    舞台作品。
     絵師ならぬ演劇人達の覚悟、心意気、気概、
    飽くなき探求心、進取の精神などどこまで観取できるか、
    チコちゃんの決めゼリフ
    「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
    ではないが、
    「ボーっと見てんじゃねーよ!」
    と、観る側の器量、鑑賞眼が試されているような気も。

     ステージのスケールダウンに伴い以前の躍動感は
    やや薄れてはいるものの、コンパクトになったことで
    人々の何かに懸ける溢れんばかりの思いや人の営みの
    もつ熱量のようなものがぎゅっと集約され煌きを
    放ちながら伝わってくる。
     江戸のレンブラントとも称される応為を扱っていることも
    あって、場面ごとの構図や照明は緻密で繊細。より丹念な
    人物造形と内面描写の掘り下げで、お栄(応為)の描画に懸ける
    一途さや背負った宿命と懸命に向き合い格闘する姿などを
    ぐっと浮かび上がらせていたのも好印象。

    0

    2020/02/11 17:55

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大