Little Alice ―少年アリスの時間割― 公演情報 ルドビコ★「Little Alice ―少年アリスの時間割―」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    夢と希望に満ちたおとぎ話
    ひじょうに素晴らしい舞台でした。本もよく練られており、ミュージカルっぽい公演で大満足でした。
    惜しむらくは、主役である北川アリス(高木万平),北川ナイト(村田充)の歌がヘタすぎ!
    あんなにヘタなら歌うシーンはないほうが良い。
    誰か、あの二人に歌を教えてやって!

    アリス役の桜木さやかは上手かった!(^0^)

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    北川アリスは小さい頃から心臓が悪かったので母親によって女の子として育てられていた。「女の子だったら、走ったり重いものを持たなくていいんだよ。」と。

    ところがある日、突然、母親が居なくなってしまった。少年アリスは捨てられたと思い込み引きこもって生きる希望を失っていたが、そんな少年アリスのもとに不思議の国のアリスや、タイム、ダイナなどがやってくる。そこから夢の世界に引きずり込まれた少年アリスは少女アリスらと一緒に沢山の冒険や友情、家族愛などを知る事になる。

    これらの出来事は全て少年アリスが病院の中で見た夢で母親は少年アリスに心臓をあげて亡くなり、その後、少年アリスは6年の間、意識不明の状態で夢を見続けていた、という筋。

    夢を見続けていた少年アリスは「青の森」といわれている意識で出来た森に迷い込む。そこにある「青の城」は夢や希望を見れない者は入れない場所だ。少年アリスは引きこもって何もしようとしなかったから、この森からも出られない。そんな少年アリスのもとに兄のナイトが助けに来るという物語。

    やがて少年アリスは意識が戻り現実の世界で生きることができる。アリスは夢の世界で出会った人達に多くの事を教わり、「これからは自分の殻に閉じ篭ることは辞めて出会いを大切に前向きに生きて行こう。」と決心する。


    兄ナイトが少年アリスを説得するセリフに感動!
    急に(母が)居なくなってしまった過去は変えられない。だけれど未来は変えることが出来る。お母さんの心臓を無駄にするな。これからはお母さんと一緒に生きていくんだ。」

    ある日誰かが居なくなるという事は、もはや言葉を交わす事もあの穏やかな笑顔を見ることもなくなるということだよね。あの不思議な空白、何かが断ち切られたような淋しさを・・、自分の一部がもぎ取られたような・・、あの暴力的な不在はどんなことがあっても癒える事はないけれど、それでも夢と希望を持って歩いていこう!というストーリーと、おとぎの国のキャラ設定がなんとも可愛らしく秀作でした。

    歌がヘタな二人は問題だけれど、それでもそれを、ものともしない構成と演出には大満足!哀しくて切なくて楽しくて愉快な舞台!
    お勧めです!(^0^)




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    2009/05/02 11:39

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  • おーじ、今回の芝居は「不思議の国のアリス」の登場人物がそのまんま出てくるから、楽しいッたりゃありゃしない!(^0^)
    そんでもって、ファンタジーいっぱいで夢のような時間を過ごさせて頂きましたよ。
    今回はイケメンの登場が多かったですよ。
    ルドビコの脚本って女性が書いてるから、やっぱ少女ちっくなのかと・・。
    いいわー、この劇団!好みの作品でした!

    はい。次回も是非、観たいですね。
    素晴らしい作品で大満足でした!(^0^)

    2009/05/02 16:52

    おぉ、☆5つではないですか・・。
    良かったみたいですね・・。

    あくまで劇場で配られるフライアーからだけの印象ですけど・・・。
    ルドビコって言うと、少女マンガチックでビジュアル重視、美少女歌劇団風なイメージかな、と思ってたんですけど、なかなかしっかりした作品作りをするんですね・・。
    狙っている路線もいい感じですし・・。

    脚本、演出も担当している桜木さん、ルックスだけでなく、なかなか才人みたいですね・・。

    素敵な時間を過ごせたようで良かったです・・。

    2009/05/02 16:09

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