お薦め演劇・ミュージカルのクチコミは、CoRich舞台芸術!
Toggle navigation
地域選択
ログイン
会員登録
全国
北海道
東北
関東
甲信越
北陸
東海
近畿
中国
四国
九州
沖縄
海外
管理メニュー
団体WEBサイト管理
顧客管理
バナー広告お申込み
バナー広告お申込み
Toggle navigation
menu
公演検索
HOME
公演
検索
ランキング
チケプレ
掲示板
Myページ
団体・公演・劇場登録
団体WEBサイト管理
チケット管理システム
CoRichチケット!
チケット管理システム
CoRichチケット!顧客管理
HOME
公演
はざま
観てきた!クチコミ一覧
クチコミとコメント
公演情報
Reading Bitter「
はざま
」の観てきた!クチコミとコメント
前のページに戻る
ハンダラ(10434)
満足度
★★★★
仏教で謂う所謂「中有」から発想を得ているのかもしれないが、
ネタバレBOX
脚本から感じる感性の柔らかさからは若い女性作家という印象を持った。無論、キリスト教が西欧を席巻する以前の人々が死後赴く場所と後のキリスト教徒に考えられた冥界でもあるまい。
面白いのは、中有と同じように“はざま”に滞在できる時間は限られており、はざまにいる間、個々の「主体」は何らかの特殊能力を持つ。ただどのような特殊能力が何時発現するかは神も答えを持たない。全能である神はすべての権能を持つが、余程の危機でない限り全能力を発現することは禁じられているからである。何となれば、その能力を発現せねばならないような危機は、神と敵対する勢力が、神の技を盗み使いこなす危険のある今、神や敵の存在のオーダーそのものをリセットしてしまう危険を伴うからである。
ということになっている。だが、このシナリオに描かれてはいないが、決定的な欠点は表現する者にとっては最早語るも恥ずかしい、神の視座の問題を蔑ろにしている点である。即ち、ゲームを作る者の視座で書いていることの無視である。脚本の内側の、作家の意思でどうにでもなることを、恰も絶対的危機として単純に表明している所に難がある。こういった基本的な点を無視すれば、物語の展開はそれなりに面白いし、先に上げたように感性の柔らかさも評価できる。彼と彼女の関係にサスペンス要素と愛も埋め込まれていてかなり面白い。
然しながら、台本を持ってのリーディング公演で噛む場面が何か所もあった。これは勘弁願いたい。
0
2020/01/26 18:41
1
3
前のページに戻る
バナー広告お申込み
このページのQRコードです。
拡大
×
このページのQRコード