正味の上演時間約1時間10分(上演スタイルから
エブリ・ブリリアント・ステージ?ごとに上演時間は
多少変動する可能性あり)。
ほぼタイトル通りというか、途中いろいろあっても、
人生や人の営みを前向きに肯定的に捉え、観る者を鼓舞、
encourageしてくれる作品。
緻密で丁寧な指示誘導フォロー付きだが観客参加の舞台
ということで、時折劇の一部に織り込まれる、出演者と
(腕に覚えのあるとか素直なとかいろいろな)観客達との
やり取りやその反応が醸し出す場の雰囲気を交えた展開を
観る側、観られる側の垣根を超えて享受してもらう、
単に鑑賞するだけにとどまらず演劇を身近なものとして
より能動的に体感実感してもらうことがやはり大きな売りの一つか。
今公演はステージごとにやや異なった様相を見せるはず?で、
まさに生き物である舞台の、いつも段取り通りに運ぶとは
限らない意外性や一回性の面がいくらか際立ってみられる
かもしれない。
観客参加型でプレビュー公演の初日でもあり、内容的にも
最初のセッティングにやや時間がかかることはわかる。
おそらく入念にリハーサルやゲネプロを行い、ある程度感触は
つかんでいるはずだが、それでも何の説明もなく開始時刻10分遅れは
押し過ぎで、プレビューといえども定刻に来ているお客さんに
対して失礼。内容以前に、制作や演出担当者はこのあたりを
もう少し考慮反省すべきで、インフルエンザ等感染症対策も含め
今後の対応に期待。