満足度★★★★
鑑賞日2020/01/13 (月) 14:00
価格3,500円
高校演劇部の同期だった女優4人が再集結しての公演初日開演前の楽屋には何やらぎこちない空気が漂い……な状況から始まる物語。
デフォルメされているものの、小劇場公演の裏で「もしかするとあるかもしれない」事態に笑いながらもヒヤリ。(笑)
また、かつての高校演劇部同期であるがゆえの遠慮のなさ(甘え?)や羨望・嫉妬による反発・仲違いとそこからの(時を経ての)回復(?)もさもありなんと言うかリアルと言うか、いかにも高校時代からの長い付き合いらしくて巧み。
その感情表現たるやこの少し前に観た「十二人の怒れる男」ならぬ「四人の怒れる女優」みたいな?(笑)(いや、どちらかと言えば「怒れる」は主に二人で、残った二人のうち一人は怒るよりも関係を修復しようと懸命になるのだが……)
あと、時々小劇場系の自虐気味なネタもあってニヤニヤ。
しかし楽屋が舞台で女優(役)が四人いると、「何人かは生きていないのではないか?」とか思っちゃうよね。(謎笑)