満足度★★★★
タップリと想いが詰め込まれているのがとても良く分かる作品。
伝えたい想いがどういったものなのかがビシビシと伝わってきました。
そして「まだ、もっと詰め込みたい事があるんだろうな」という、
この上演時間でも足りていなさそうな印象があり、作品としては完結していたものの、
この作品の完成形は更に先にあるんだろうな、と感じられてしまったのが残念でした。
たぶん、作品を作る際に「こういうシーンを作りたい」と映像が頭に浮かんで、
それを文章に落としているのかな?と感じました。
(美しい女性がドレスを着て戸惑っている、その横に妖しげな男が1人立っている…的な)
だからこそなのか、光と人物達から伸びる影が、画としてとても印象的なシーンがたくさんありました。