満足度★★★
演者の皆様、癖が強い。(誉めてます)悪い人が居そうで、居ないのが、ろりえらしい。女子高生3人が、大忙し。はちゃめちゃ感があるけど、収まるのが凄い。
劇中のある台詞。「おめでとう」って、嬉しいの、良くわかる。彼女の立場で、あの言葉が一番、心強いと思う。
青春だけど、青春らしくない。
だけど、やっぱり、青春かな。
ろりえは、今の流れというか、おそらく、ポイントになる事柄がタイムリーだなと感じる。劇中の、高校演劇に関する表現や、演劇の持つ力に関しての表現。高校と、大学という表し方のパワハラ。勝手に観た側が掘り下げると考える事柄が散りばめている気がする。
ただ、それを重苦しいホンにしないところが、好きだと思う。
個人的に、岡野康弘さん、尾倉ケントさんの愛らしさがチークの濃さと比例していた。そして、美しいのに、何故かおかん感がそこはかとなく、漂う小見さん。今回、やっと、お声かけ出来て、うれしかった。