mizhen『小町花伝』目当てで赤チームを拝見。シンクロ少女は作風を知れてよかった。 三島由紀夫作『卒塔婆小町』を女性視点から現代劇にした印象。4部構成で3部以外はほぼ一人語り。夢と妄想と現実が混在しスリリングで官能的。様々な演技的手法を多彩に活用し重厚。 自分の幼少期に当たり前にあった価値観だからか、私には三島的女性観に強烈な違和感があるわけではない。残念ながら私は今作のように、彼の『卒塔婆小町』を反転させる必要性も感じてこなかったのだろう。一緒に観た若い人の感想を聞いて、今更だが、若いアーティストによる現代劇の必要性を実感した。
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2020/01/09 15:01
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