『僕と死神くん』『KNOCK KNOCK KNOCK 或いは別れた記憶たち』 公演情報 ポップンマッシュルームチキン野郎「『僕と死神くん』『KNOCK KNOCK KNOCK 或いは別れた記憶たち』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    僕と死神くん:シリアスな導入部からいきなりの死神くん&死神ガールズ乱入に度肝を抜かれ、すっかり物語のペースに巻き込まれてしまった。この劇団らしい突拍子もない登場人物やちょっと下世話な笑いも盛り込みつつ、家族の物語として収束させていく手際が見事。

    『KNOCK KNOCK KNOCK 或いは別れた記憶たち』:人の記憶や思考を覗き見る技術で仕事を請け負う幹雄と一平が、老小説家の脳内で未発表のアイディアを探す……という枠組で描かれる、多彩な短編たち。そして幹雄自身の隠された過去。短編はさまざまなテイストながらそれぞれにクオリティが高く、軸となる幹雄の物語では、主演の野口オリジナルさんがとにかくカッコよくて、一平役のNPO法人さんとのバディ感や、弱さと強さの間を揺れ動く場面なども印象的。各短編と全体の物語それぞれの魅力があいまって、いろんな意味で面白かった。

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    2019/12/30 08:57

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