タージマハルの衛兵 公演情報 新国立劇場「タージマハルの衛兵」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    衛兵の会話がつまらないのでしばしば集中力を失った。権力に従順な衛兵と無頓着な衛兵を対置して権力の力の源泉は実は我々の意識が作り出しているのだと言いたいらしい。私にはテキストで読んだ方が分かりやすいと感じられた。

    ネタバレBOX

    後日記入のメモ:
    前半は2万人の職人の手を切り落とす話だが、「2万人を2人で」はどう考えてもあり得ないとしても、多くの人はもっと小規模なものはあったと思うのではないだろうか。しかしウィキペディアの「タージ・マハル」の項は以下のようである。英語版も否定的である。控え目に言っても、事実と考えて歴史の教訓とするのは間違いである。そして観客の誤解を利用して自分の主張を補強する演劇は最低であると私は考える。

    *** 引用始め ***
    伝説
    両手を切り落とされた工匠
    タージ・マハル造営を命じられた工匠は、美しいムムターズ・マハルを秘かに慕っている男だったという。彼はその想いを建設に注ぎ、シャー・ジャハーンを満足させる美しい墓廟を完成させた。シャー・ジャハーンが工匠に褒美を取らせようと王宮に呼んだところ、工匠は、墓廟を完成できたことで満足だと答えた。シャー・ジャハーンは男が内に秘めたものに気づき、男に両手を前に出すよう命ずると「これが褒美だ」と剣でその両手を切り落としたという。
    *** 引用終わり ***

    英語版では Myths のところに
    *** 引用始め ***
    No evidence exists for claims that describe, often in horrific detail, the deaths, dismemberments and mutilations which Shah Jahan supposedly inflicted on various architects and craftsmen associated with the tomb. Some stories claim that those involved in construction signed contracts committing themselves to have no part in any similar design. Similar claims are made for many famous buildings.
    google翻訳:シャー・ジャハンが墓に関連する様々な建築家や職人に与えたと思われる死、切断、切断について、恐ろしいほど詳細に記述している主張の証拠は存在しません。いくつかの話は、建設に携わる人々が、同様の設計に関与しないことを約束する契約に署名したと主張しています。多くの有名な建物についても同様の主張がなされています。
    *** 引用終わり ***

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    2019/12/15 01:09

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