桜襲〜さくらがさね〜 公演情報 劇団SKグループ「桜襲〜さくらがさね〜」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★

    もったいなさに気付いてほしい。
    熱烈なファンのために続けて行くのであれば今のままでも良いと思いますが、「誰もが楽しめるエンターテイメント」を目指すのであれば、まず前説とポストパフォーマンストークを見直すべきだと思います。それらを含めて一つの公演です。
    やはりそういったお客さんに対する姿勢、モノヅクリへの姿勢は作品にも表れます。やりきっている役者さんは気持ちよく、それぞれ見せ場は作られていますので、もったいなさを感じました。
    エンターテイメントという言葉に逃げたり、甘えたりせず、精一杯戦ってほしいと思います。「誰もがわかる。誰もが楽しめる。」という壁は、ある意味最も高い壁です。

    ネタバレBOX

    前説は作品のトーンに合わせて盛り上げるか、制作の方に任せるかどちらかだと思います。本編で役者として登場するのであればなおさらです。
    ポストパフォーマンストークは、司会をきちんと立てて進行すれば良くなるかと。巡演ならではの移動のエピソードなど、面白いものは面白いので。それができないのであれば、ポストパフォーマンストークをやらないことも一つの選択です。

    新撰組を扱った作品は「あ〜、好きなんだね」という感想で終わってしまうものもありますが、よくも悪くもそれは感じませんでした。もっと3人の女性にエピソードを絞って引っぱっていっても良かったと思います。

    巡演を終えての札幌公演は、よりよい作品になるはずです。
    また機会がありましたら、観に行こうと思います。

    累計ではなく、一作品で5000人動員できる劇団を目指す勢いで。

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    2007/04/08 22:57

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