女友達 公演情報 タカハ劇団「女友達」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    初の劇団だが異儀田夏葉、高野ゆらこ両女優の名をみて劇場へ。スタジオ空洞の規模からして小品と予想したがその通り、小ぶりな会話劇。本としては序盤から諸々引っかかる所あり、ブラッシュアップしたい衝動を覚えた。演技は手堅いながら台詞の流れに無理があるのでリアルを積み重ねづらく熱が生じない。それで本来「驚く」演技であるべき所がスルーされたり、その割に妙な所で「え~」と驚き表現を見せたりの塩梅まで調子がズレる。しかしそれでも、場を温めていたのは役者。最後には戯曲の「構造」が見え(メタ処理に逃げた感も有りだが)、強引ながらうまく収めてはいた。が、されば尚の事、前半からの「状況解明」台詞についてはやはり推敲願いたくなる。
    高羽女史の個人史を重ねたような?作品で、声援を送りたくなる情感が終盤にふっと掠めるが、例によって「何が問題か/どうすればいいか」を考えてしまう方の舞台であった。

    ネタバレBOX

    役は上記2名に作演出・高羽彩本人で3名。十数年振りに偶然出会う事になる女友達3人組の「現在」の奇妙な関係が、台詞の応酬で徐々に認識されて行くのだが、認識の順序とリアクションが微妙に不自然で、「ご都合」によりリアルさが削がれてしまう。
    そこを綱渡り的に話を前へ進めて行く女優二人(後半三人)、特に上記二女優がしたたかに面白味を出して活気をもたらしていた。

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    2019/12/05 02:35

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