満足度★★★★★
国立劇場で初日を観てきました。
一本目「近江源氏先陣館―盛綱陣屋―」
兄弟が敵味方に分かれて戦うお話。弟側の子供が兄側に捉えられている状況で、その子の父親が討たれたという知らせが入り、兄が本物かどうか確かめる首実検を行うが…というお話。
首実検というと「寺子屋」を思い浮かべますね。昔は打首という文化が身近だったんでしょうか?とにかく悲しいお話です。
二本目「蝙蝠の安さん」
歌舞伎でチャップリンの「街の灯」なんてどうなるかと思ったけどそんな心配は要りませんでした。
笑い、真実の愛、そして悲恋。
もう最高。
歌舞伎というよりは時代物のコントに近かったですね。初心者にもオススメです。
松本幸四郎も良かった。ハマり役でした笑