満足度★★★★★
何があっても諦めない、女性の逞しさを感じます。キリッとした美人、稲村梓が素敵です。高校生役の池内理紗の成長物語、休憩無しの2時間を駆け抜けます。福島が「フクシマ」と呼ばれるずっと前。時代の変化に困惑する炭鉱町の人々の話です。
はるかの夢と母の娘の未来を思う気持ちが最後まで「対決」。とことん引っ張ります。4か月の猛稽古、最後の圧倒的なダンスシーンが感動を呼びます。ダンサー全員の顔が生き生きとしています。それまでの役の顔ではありません。美しい、美しすぎます。「炭鉱の娘たち」が、努力して、努力して、努力して、プロのダンサーに成長したのです。