満足度★★★★
初演は1961年のパリ、2002年にはミュージカル映画化もされている。日本では2004年と2011年に上演されている。配役を見ると
2002年:カトリーヌ・ドヌーヴ、イザベル・ユペール、エマニュエル・ベアール、ファニー・アルダン、ヴィルジニー・ルドワイヤン、ダニエル・ダリュー、リュディヴィーヌ・サニエ、フィルミーヌ・リシャール
2004年:木の実ナナ、佐藤江梨子、ソニン、喜多道枝、安寿ミラ、岡本麗、毬谷友子、山本陽子
2011年:浅野温子、大地真央、加賀まりこ、戸田恵子、荻野目慶子、牧瀬里穂、マイコ、南沢奈央
という錚々たる顔ぶれで溜息が出る。---参考:ウィキペディア---
YouTubeには2002年の予告編、2011年のオープニングおよびカーテンコール+インタビューがある。
今回はそういう有名女優さんは出ていないが、皆さん安定した演技で8人の癖のある人物を的確に表現している。
あらすじ:会社経営者マルセルは妻、長女、次女、妹、妻の母、妻の妹と二人のメイドの8人と人里離れた邸宅に住んでいた。開始早々マルセルは背中にナイフを刺された状態で発見される。雪が降り電話線も切られ車も故障し、孤立した屋敷の中で犯人捜しの腹の探り合いが始まる。…
あっと驚くようなアイディアはないが適度に笑わせながらサスペンスの雰囲気を高めて行く。ただ謎解きの場面はもう少し盛り上げる演出が欲しかった。満足度は星3つ半