義弟の井戸 公演情報 黒色綺譚カナリア派「義弟の井戸」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    「モダンホラー」と銘打たれていたが…
    …いわゆる「ホラー」のテイストは終盤のみで、どちらかと言えば人の心のコワさ・醜さを描いたサイコ・サスペンス…いや、その言い方もちょっと違うか?
    で、昭和中期~前期を思わせる設定にフジ系列の昼帯ドラマを連想。(笑)
    また、丈の短めな着物と小柄な女優のキャスティングによって4人の町娘がちゃんと少女に見えることに感心。
    タイトルにもなっている「井戸」が上手にあり、その地下の部分を舞台中央奥で見せるのが面白く、終盤、埜鈴が落とされるシーンでどちらが現実なのか迷わせるあたりは好み。(落とすのが幻想でその後井戸の縁に埜鈴が腰掛けているのを見て「あぁ、落とさなくて良かった」と安心するの図、かと思った)
    なお黒子ではなく、グレ子・ピン子・水子・白子などカラフルだったことにニヤリ。

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    2009/04/23 11:13

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