満足度★★★★★
鑑賞日2019/10/25 (金)
もちろん「上からの押し付けをどこが担当するか」という単純な置き換えではなく、人物の性格などに元ネタの面影(?)があり(所属団体名も元ネタのもじり)、元ネタに近い展開や台詞はあるもののほぼオリジナルな物語で、巧みな換骨奪胎と言えよう。
その関係性は「七人の侍」と「荒野の7人」のような近距離ではなく、観ながら1999年版と2008年版の「櫻の園」か?と思ったがむしろ「十二人の怒れる男」と「ナイゲン」のようなものか、と気付く。
物語自体の面白さ、オリジナルのナイゲンを知っていればこその笑いに加えて、こんなことも考えながら観ていたので楽しいったらありゃあしない♪
あと、みんな「その筋」にいそうでありつつ、それぞれタイプの異なるこんなキャストを集めたというのもかなりの高得点。
この顔ぶれを集めた時点ですでに半分成功していたしていたと言っても過言ではないのでは?(笑)