ナイゲン 公演情報 果報プロデュース「ナイゲン」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2019/10/18 (金)

    王子小劇場にて果報プロデュース『ナイゲン』を観劇。
    feblaboさんの公演で2回拝見したことがある作品で、今回が2年ぶり3回目の内容限定会議“ナイゲン”傍観でしたが、相変わらず面白く、今回も夢中になって拝見させて頂きました。3回観てもこんなに面白いと感じるのは、やはり脚本が優れているのは当然のこと、登場するキャラクター達の色の濃さ、そしてそれを演じる演者さんの技量の高さ、熱量が伝わるからだと思います。ストーリー自体は単純なのに随所に色々な仕掛けがあって見応え十分。誰が観ても作品の中に引き込まれる魅力があるように感じます。
    作品の中で登場する普通の県立高校・国府台。千葉県民の自分にとってすぐに思い浮かぶ学校があるのですが、パンフレットに書かれている脚本家さんの話を読む限り、どうやらその予想は合っているような。。実在する学校、実在する会議をモデルとして書かれた作品だからこそ、なかなかリアリティーのある(いや、リアリティーはないですが、何か妙な生々しさがある)内容になっているのかと感じる部分もあります。文化祭での各クラスの発表内容がまとめれた藁半紙の会議資料を片手に、目の前で繰り広げられる白熱した会議の動向を傍観するスタイルはとても滑稽で好奇心を掻き立てられますし、一つの発言により立場 が有利になったり不利になったり二転三転していく様子は、観ていて全く飽きないどころか、ずっと観ていたくなる感覚にもなりました。基本的には会議資料に書かれた規約や発表内容に則って会議を進めていくものの、粗捜し?抜け目?穴?を見つけながら進めていく会話の一つ一つが、更なる先の展開を生む引き金のような形になっており、それどころか恋愛感情まで上手く盛り込まれていて、なかなか天才的な脚本だとも感じました。とにかく熱く真面目に話し合っているように見えて内容を掘り下げていくと実にくだらなくて爆笑、爆笑の連続。今回の演者さんも全員が良かったなー。議長役・三宅勝さん、海のYeah!!役・山咲和也さん、おばか屋敷・吉田裕太さん、3148役・石川彩織さん、アイスクリースマス役・東直輝さん、監査役・田久保柚香さん…特にハマり役だと感じました。どさまわり役・秋本雄基さんはどこかで拝見したことあるなーと思っていたら、アナログスイッチの役者さん。なるほど納得の巧さ。誰か一人でも違ったらまた違った感じのナイゲンになっていたと思います。このメンバーだからこそのこの面白味。逆に演者さんを替えればいくらでも新たなナイゲンが生まれる。それも観てみたい。。いやー、この『ナイゲン』という作品にはあっぱれです。

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    2019/10/22 23:59

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