純愛協想曲 公演情報 劇団ヨロタミ「純愛協想曲」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

     協奏曲でなく協想曲である所が味噌。(華4つ星、力のある劇団故、敢えて少し厳しい評価をした、然し芝居はホントに役者さんだにゃ)ベシ観る!

    ネタバレBOX

    ヨロタミらしく温かい内容だが、矢張りE.マクロン大統領と奥さんみたいな所もある作品。マクロン夫人のブリジットさんは、元教師、エマニュエルは教え子であった。面白いのは、エマニュエルが高校時代に彼女にプロポーズしていたのだが、彼女は既婚で子供もあった。だが…。という大恋愛の末の結婚だ。ブリジットさん自身も非常に優秀な人で、夫が大統領になった直後、夫人がなった方が相応しいのではないか? と揶揄する向きもあった程。まあ、仏大統領として史上最も若い大統領の誕生であったからヤッカミもあったであろう。閑話休題。
     自分としては、脚本に少し難があると申し上げたい。特に前半部分、早とちりを利用して物語がドンドンずれてあらぬ方向へ展開するのだが、これを面白いとか、イルイルと観ることができなかったのだ。というのも実に味のある良い演技をした父・幸一役の勝又さんのキャラ設定に若干矛盾を感じたからだ。というのは、可也頭の良い人でフレキシビリティーを持ち実際の子育てでは娘の麻里子の羞恥心{(これもホントは日本の女の子特有のポーズだろうが)参観日にねじり鉢巻き姿で出席など)}に応えられなかったなど、はあっても本質的に母親を早く亡くしてしまった子供達(孝雄・麻里子)に対し深い愛情を注ぎ殆ど理想的な親として振る舞ってきたことで、子供達がぐれなかったことをみても、孝雄が早千子の年上としてまた大人の女性としてそして真に孝雄を想う愛故に一度は断ろうとした孝雄からのプロポーズに対し、孝雄が最後の選択をする際に、矢張り父として大人として深い愛に基づいた助言をするのを観ても。(こんな早とちりをするミムメモ(間抜け、と読む)でないことは明らか)このシーンを拝見しながら、自分は“ゴルディアスの結び目”の話を思い出していた。この話は、結び目をほどいた者がアジアの王になると予言された結び目で多くの者がチャレンジしたが誰もほどくことができなかった。これを“解決”したのがアレクサンドロス大王であったという話で、彼は結び目を断ち切った。この話を思い出しながら今作のハイライトを観たのだ。孝雄を演じた中澤さんの苦悶の表情もすばらしかったし、麻里子の亭主、伊佐男を演じた坂本さん、麻里子役、南井さん、LGBT役を演じたお2人、仁村役、大橋さん、山田役、河嶋さん、ラッシーを演じた大矢さんの軽さ、松岡社長を演じた、寺林さん、早千子を演じた家塚さんら大切な役柄を演じる役者陣の演技が良い。

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    2019/09/30 13:06

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  • のりんご さま
    お疲れさまです。
    いい演技でしたね。
    終演後、ゆっくりご挨拶もできず
    失礼しました。今後ともよろしく
    お願いします。またお会いするのを
    楽しみにしています。
              ハンダラ 拝

    2019/10/01 10:25

    ハンダラさん
    観てきた!コメント&ご来場ありがとうございました✨
    いつも本当にありがとうございます✨
    今後も楽しんで頂ける様、精進しますので、応援ヨロしくおタのミ申し上げますm(__)m

    2019/10/01 05:39

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