EVKK9月公演『売り言葉』 公演情報 エレベーター企画/EVKK「EVKK9月公演『売り言葉』」の観たい!クチコミとコメント

  • 期待度♪♪♪♪♪

    EVKK「売り言葉」の澤井里依さん独り芝居ver.を観たのは2年前の今頃。

    「祈り」「タンタジルの死」「暗い湖のほとりで」「タトゥー」と観てきて、念願の独り芝居。
    コミカルかと思いきや、そこはそれ、やはりEVKK(脚本は野田秀樹さん)。
    時代や社会に狂わされる、女性の苦悩がヘヴィに描かれる。
    シンプルな中で、澤井里依さんがたった1人で芝居をする。

    普段の彼女はデイジーみたいな可愛さなのだが、舞台に上がると大輪のダリアになる。
    何役も破綻なく演じ分け、改めて彼女の凄みを見た。

    しかしこの芝居では彼女を小さく感じた。

    それは悪い意味ではなく、演出と彼女の芝居が芸創の舞台を大きく見せ、演技によって智恵子の不安感が、彼女を小さく見せたから。

    感激したのとヘヴィだったのとで、役者面会でも一言も出ず。
    胸に手を当てて、感激を表すのが精一杯。
    そんな芝居でした。

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    2019/09/05 11:29

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