バー・ミラクル 公演情報 feblaboプロデュース「バー・ミラクル」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2019/07/01 (月) 20:00

    価格2,500円

    【Sweet編・2ステージ目】
    3編それぞれ個性的で振れ幅が大きいDry編に対してこちらは比較的オーソドックスだが、前半が基礎編、後半が応用編と言うか直球2本の後に変化球2本、みたいな。
    DryとSweetで対照的だし、リピーター割引はあるし、一方だけでは勿体ないですぜ、皆さん。

    ところで池田Pに伺うのを忘れてしまったが、7編のSweet・Dryの振り分けと上演順はどのタイミングで決めたのだろう?
    最初から機械的に決めていたのか、脚本を読んだ上で決めたのか?
    あるいは振り分けは先に決めて上演順は後からとか?

    さて、ホテル、バーと来たが、次は何だろう?(笑)
    いやそれよりまずは「バー・ミラクル2」を期待するか。

    ネタバレBOX

    「キール・カーディナル」(NOMU)
    居抜きで新規開店するバーの開店前夜、前のバーの常連客が訪れ……。
    新マスターが機転を働かせるちょっと洒落た(または粋な)物語はいかにも「ミラクルの短編集」な印象(私見)で「そうそう、これこれ♪」な感覚が愉しい。

    「夢見る少女でイタくない?」(荒井ミサ)
    魔法少女バーのフロアキャストに採用された3人の女性がオーナーから魔法少女について共通認識を持っておくよう言われるが、互いの好みなどから空気は悪くなり……。
    どちらかと言えば「ラフカット」における堤泰之作品のような味わいだが、これまた短編オムニバスらしい佳作。

    「モーニング・グローリー・フィズ」(ダーハナ)
    バーの女性マスターは霊能力を持っていて……な優しい怪談(=優霊譚)。
    前半の2作に対して「お、今度は変化球で来たぞ♪」な違いをつける構成が巧いなぁ。

    「エモくてごめんね」(大逗恭弘)
    年齢差の開いたカップルが恋人からパパ活にシフトチェンジして……。
    これまた前半と較べれば変化球。パパ活だけに何かする度に課金されてゆくさまが可笑しいが男の立場から考えれば哀しい。(笑)

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    2019/07/01 23:52

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