鑑賞日2019/06/16 (日) 12:00
価格1,500円
12:00の回(快晴、暑)
上野恩賜公園 噴水広場では「フィリピンエキスポ2019」で多くの人出。藝大横をまがって会場へ。
自主企画公演は2回目(3月に「大蛇 おろち」を)。
11:45受付、開場。中に入ると、桟敷+椅子(腰が痛いので端の椅子に)。板の間、薄暗い、壁一面に「本棚」?
両サイドに奏者が座り、演者(白神さん)はその間を自由に。
開演前に山道さんから作品解説(ありがたや)。
白黒の衣装(和服)に赤い敷物、「酒呑童子」は着衣など意識しないような奔放さ。遊具(?)や大きな松笠、酒瓶などをあちこちに置く。
三味線(1棹)、笛(5本?)、太鼓(大小、鐘?)、唄。
和楽器演奏を聴く(観る)機会は滅多にないのでよく観て、聴いておく。
※年に2-3回は津軽三味線と箏と朗読の公演、先日は尺八2本の演奏。
「さわり」がどのように鳴るのかは演奏を観ているだけではよくわからない。鼓は湿らせているらしいし、三味線はけっこう調弦している。横笛もときどき持ち替えている。
山道さんの三味線はきれいな白黒。E.ギターでいえばM.シェンカーの「フライングV」、E.クラプトンの「ブラッキー」か。
独特の「音(声)色」と白神さんの舞は会場の空気を1000年を遡った一条天皇の時代に置き換えてしまう。
本作、7/27(土)@キラリふじみで再演。また、11月には卒業制作「ふることふみ(仮)」@藝大千住校ということです。