満足度★★★★★
面白い!!
くせ者4人がそれぞれの個性を醸し出しながらの演技と、ひょっとこ乱舞では
不条理劇の得意な広田さんのいつもとは異質なケラっぽい脚本と演出が
うまく融合していた芝居だった。
特に女優陣の演技に惹かれた。 金沢さんのコケティッシュなスランプと
根岸さんの常に感情を剥き出しにしたギーコとの対峙が非常に面白かった。
その間で冷静沈着な倉田さんの板垣、それぞれのバランスを取ろうとする
広田さんのナイルはセリフ自体にもっと自身の感情移入を施してもいいのではないかと感じた。
広田さんには劇団にもこんな感じの脚本を提供してやって欲しい。
あと良かったのは、音響。 選曲もノスタルジー感溢れる感じで
シンプルな舞台をほどよく心地よい雰囲気にさせてくれていた。
これで、\2,000は格安です。。。