蜉蝣峠 公演情報 劇団☆新感線「蜉蝣峠」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    アウトロー古田がシブイ。笑い、涙、歌、殺陣と満腹の3時間。
    「古田主演で、チャンバラがあって人間ドラマなら何でもいい」という、いのうえ さんの注文でクドカンが書いたという。
    確かに、黒沢「用心棒」の二つの組が対立した宿場町を舞台に、記憶を失った流れ者の巻き起こす騒動の物語。

    主役の記憶を失ったアウトロー古田がシブイ、カッコイイ。
    セリフが少ないのがまたいい。少ないセリフでもしっかり笑わせる。

    笑いに、歌を交えて、泣かせる話。

    そして、なによりもクライマックスの、活劇、殺陣がダイナミックで素晴らしかった!
    古田さんもうまいが、特に、堤真一さんの長身が舞う大きな身振りが気持ちいい。
    これまでも殺陣のある舞台がいくつかありましたが、これだけ動きのスケールが大きいのも珍しいです。
    いや(私の少ない観劇のなかでは)、これまでで一番だと思います。

    さまざまな構成要素がうまく詰まっていて、満腹の3時間でした。

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    2009/04/07 00:43

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