エラリー・クイーン  公演情報 PureMarry「エラリー・クイーン 」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    鑑賞日2019/04/11 (木) 19:00

    座席1階6列22番

    価格6,800円

    芝居を観るというより、エンタメイベントの趣。
    それでも十分楽しめます。
    第1部50分、休憩15分、第2部1時間5分
    第1部と第2部はそれぞれ別の話で、それぞれで殺人事件が起きます。エラリー・クイーンが殺人者のを当てる前に、進行役が観客に犯人の推理を呼びかけ、挙手した観客3名程度に犯人と理由を喋らせるという趣向です。正解者には記念品がもらえます。
    この日、第1部では正解が1名、第2部では正解が2名。不正解でも参加賞がもらえるようでしたが。

    第1部開幕の、紫城るいさん、桐生園加さん元タカラジェンヌご両人のダンスは見事。
    華やかな幕開けです。物語が戦前なので、ちょっと貨幣換算など判りづらい部分もあるが、総じてストーリーは明快。役者さんも手慣れた感じの演技で、気軽に観ていられます。それなりに楽しいですし、老若男女問わずに楽しめますが、客席は半分程度の入り。関係者関係の子供さんも多かったようです。
    この入りの原因は、やはりチケット価格ではないでしょうか。6800円となると、自身観ることはもちろん、子供を連れて観るというのにはかなり敷居が高い。これはもったいないなあ、と思います。
    パンフレットを子供たちが懸命に売っており、観客もほだされて購入していましたが、これも1500円はちと高いかと。そもそも解題を要するような舞台でもありませんし、私は大人げなく買いませんでした。

    最後に手許に送られてきたチケットは、指定席引換券。
    それはよいとして、開演1時間前から、引き換え開始、30分前から開場と書いてあるので、開場前にホールに向かうと何か要領を得ない。結局、開場するまで待たされて、受付で引き換えるように指示されました。引き換えが先着順でよい席になったのかは判りませんが、それだったら、急いで開場前から来ることなかったのに。

    ネタバレBOX

    最後の推理を当てると、記念品がもらえます。
    その中身は、出演者のサイン入りポスター。やはり太田奈緒さんのが一番出たのかな。
    太田奈緒さん宛の花も多かったし。私は桐生園加さんのをもらいました。

    第1部を回答したので、第2部では控えましたが、そちらの私の推理ははずれました。
    私は3人目の方と同じ、犯人は弁護士秘書と推理。
    実は、彼女が本物のシュガーで、屋敷に来たシュガーは偽物という推理。秘書が初めて屋敷に遺言書を預かるために訪れたとき、暗い中、弁護士は玄関先で足を取られていたのに、彼女は初めてにも関わらず、すいすいと入っていきましたし、遺言書を入れる封筒が見当たらない時にも、暗い中ベッド脇にあることをすぐ指摘しました。
    すでに、彼女は屋敷を訪れたことがあり、父親と結託して他の犯罪に手を染める2人の兄弟を抹殺することで同意していた。
    弁護士秘書が、遺言書の開封に立ち会わない(屋敷に行かない)とクイーン達の前で宣言したのも、自身を捜査から遠ざけておくため。実は当日になって同行を申し出て、弁護士を殺害、後から追うようにやってくる、と。
    そうすると、顧問弁護士をもたない父親が、シュガーの勤める弁護士事務所に遺言書のを預託したのも判ります。まあ、父親自体もシュガーに遺産300万ドルを渡すと騙したのですけれど。
    弁護士を殺して、遺言書の内容を確かめたのは、父親への疑心暗鬼。自分が利用されていないかの確信が欲しかったのだと。
    偽のシュガーは、本物シュガーこと弁護士秘書の部下か何かで、遺言書開封前に兄弟に命を狙われる可能性も考慮した影武者。
    こういう推理いかがでしょうか。

    でも父親は、誰を殺すために深夜徘徊していたのでしょうか。
    これは永遠の謎です。

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    2019/04/12 12:45

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