エラリー・クイーン  公演情報 エラリー・クイーン 」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
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  • 満足度★★★

    短い話の中にきちんと伏線が張られていて感心しました。こういうのが一番難しいと思います。

    ただし、二つ目の冒頭で暗い中での芝居が長い時間続くのは止めて欲しい。何とか見ようとすると目が疲れるし、聞いているだけだと眠くなるし。あとあの社交ダンス(?)は苦手です。ここはGREAT CHIBAさんと好みが分かれるところ(笑)

    この種のイベントで困るのが司会者に回答を求められることです。ヘタレな私は無想転生で気配を消しているのですが何とも落ち着きません。ここはスマホで集計をすることを提案します。ホームページにアクセスして投票する、または専用アプリを事前にインストールしておく、あるいは「多数決.com」などを利用するとか。リアルタイムに結果を正面に映し出せば盛り上がると思うのですが。今どきは学校でやっているので主催者は見学してきましょう。スマホを持っていない人をどうするかとか課題はありますが。

    まあそれは良いとして、一番謎だったのは観客の属性です。
    皆さんどうも知り合いのようであちこちで歓談が始まっています。役者さんと馴染みの方も結構います。常連さんがそんなにいるものなのでしょうか。
    それに、近くの会話を聞いているとリピーターが多いようで、まだあと2回来る、私もそう、とか言っています。これ推理劇なんですよ。2回も3回も観てどうするのよ(笑+驚)。司会も回答者を探すのに「初めて来た人は挙手してください」などと不思議な発言をするし。
    そして、幕間にプログラムを売る少女の皆さん、上演時は後ろ寄り中央の普通の客席に座っているのです。「プログラムいかがですか」の声も張りがあり、笑顔も慣れているし、演劇でもやっているのかな。
    小劇場でも大劇場の定番公演でもないのにどうなっているのでしょう??

  • かつては、クリスティより人気があって、名前を冠した月刊誌まであったエラリークイーンのフーダニット(犯人当て劇)。このジャンルが苦戦するにはいくつか理由がある。
    読者と観客は違う、と言う事が第一。読むのは個人の愉しみだが、観客は劇場で見る。ここから、劇場へ行く煩わしさからはじまって、数時間を使う娯楽としてのコスト、犯人を当てた,あたらなかった、と言い合う楽しみまで、さまざまな身近な問題が生じる。
    次は、芝居ではミステリのキモであるトリックを観客の目の前で、とにもかくにも見せなければならないという条件。やってみれば、どんなにミステリ小説が文章でごまかしているかがよくわかるが、読めばそこがまた面白いのだから困ってしまう。細かいことになると、配役でおよそ見当はついてしまう。一度見て犯人が解ってしまうと二度と見ない、などなど。挙げればきりがないが、フーダニットが前世紀中ごろまでは英米ではかなり上演されたようだが、今はウエストエンドではたまには見るが、新作はほとんどない。
    一方では、探偵というキャラクターは、小説でもコミックでも、アニメでも大流行で、我が国の2.5ディメンションは、探偵なくては幕が開かない。
    「エラリークイーン」は原作はクイーンだが、脚本も演出も日本製で、俳優もテレビでおなじみの顔がある。司会者がいて、クイーン父子の探偵が観客と共に犯人あてをするという実に古典的なフーダニット・二篇である。しかし、演劇としてはずっと2.5ディメンション寄りのつくりで、それなら、もっと徹底して、その線を立てたらどうかとも思う。現在世界でもっとも長い上演を続けている「マウストラップ」を追い上げているのは、アメリカのボストンだったかで、町の観光ルートにも入っている観客参加型犯人あて劇と言うではないか。
    それなら、日本にも、坊ちゃん劇場あり、わらび座ありと言うかもしれないが、フーダニットは、都会で時代の推移に敏感な(敏感にならざるを得ない)演劇の受容としては面白くなるかもしれないジャンルではある。

  • 満足度★★★

    鑑賞日2019/04/11 (木) 19:00

    座席1階6列22番

    価格6,800円

    芝居を観るというより、エンタメイベントの趣。
    それでも十分楽しめます。
    第1部50分、休憩15分、第2部1時間5分
    第1部と第2部はそれぞれ別の話で、それぞれで殺人事件が起きます。エラリー・クイーンが殺人者のを当てる前に、進行役が観客に犯人の推理を呼びかけ、挙手した観客3名程度に犯人と理由を喋らせるという趣向です。正解者には記念品がもらえます。
    この日、第1部では正解が1名、第2部では正解が2名。不正解でも参加賞がもらえるようでしたが。

    第1部開幕の、紫城るいさん、桐生園加さん元タカラジェンヌご両人のダンスは見事。
    華やかな幕開けです。物語が戦前なので、ちょっと貨幣換算など判りづらい部分もあるが、総じてストーリーは明快。役者さんも手慣れた感じの演技で、気軽に観ていられます。それなりに楽しいですし、老若男女問わずに楽しめますが、客席は半分程度の入り。関係者関係の子供さんも多かったようです。
    この入りの原因は、やはりチケット価格ではないでしょうか。6800円となると、自身観ることはもちろん、子供を連れて観るというのにはかなり敷居が高い。これはもったいないなあ、と思います。
    パンフレットを子供たちが懸命に売っており、観客もほだされて購入していましたが、これも1500円はちと高いかと。そもそも解題を要するような舞台でもありませんし、私は大人げなく買いませんでした。

    最後に手許に送られてきたチケットは、指定席引換券。
    それはよいとして、開演1時間前から、引き換え開始、30分前から開場と書いてあるので、開場前にホールに向かうと何か要領を得ない。結局、開場するまで待たされて、受付で引き換えるように指示されました。引き換えが先着順でよい席になったのかは判りませんが、それだったら、急いで開場前から来ることなかったのに。

    ネタバレBOX

    最後の推理を当てると、記念品がもらえます。
    その中身は、出演者のサイン入りポスター。やはり太田奈緒さんのが一番出たのかな。
    太田奈緒さん宛の花も多かったし。私は桐生園加さんのをもらいました。

    第1部を回答したので、第2部では控えましたが、そちらの私の推理ははずれました。
    私は3人目の方と同じ、犯人は弁護士秘書と推理。
    実は、彼女が本物のシュガーで、屋敷に来たシュガーは偽物という推理。秘書が初めて屋敷に遺言書を預かるために訪れたとき、暗い中、弁護士は玄関先で足を取られていたのに、彼女は初めてにも関わらず、すいすいと入っていきましたし、遺言書を入れる封筒が見当たらない時にも、暗い中ベッド脇にあることをすぐ指摘しました。
    すでに、彼女は屋敷を訪れたことがあり、父親と結託して他の犯罪に手を染める2人の兄弟を抹殺することで同意していた。
    弁護士秘書が、遺言書の開封に立ち会わない(屋敷に行かない)とクイーン達の前で宣言したのも、自身を捜査から遠ざけておくため。実は当日になって同行を申し出て、弁護士を殺害、後から追うようにやってくる、と。
    そうすると、顧問弁護士をもたない父親が、シュガーの勤める弁護士事務所に遺言書のを預託したのも判ります。まあ、父親自体もシュガーに遺産300万ドルを渡すと騙したのですけれど。
    弁護士を殺して、遺言書の内容を確かめたのは、父親への疑心暗鬼。自分が利用されていないかの確信が欲しかったのだと。
    偽のシュガーは、本物シュガーこと弁護士秘書の部下か何かで、遺言書開封前に兄弟に命を狙われる可能性も考慮した影武者。
    こういう推理いかがでしょうか。

    でも父親は、誰を殺すために深夜徘徊していたのでしょうか。
    これは永遠の謎です。

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