満足度★★★★★
心の疾患を題材に、こんなにポップでエキサイティングな作品が出来上がるなんてフレンチコメディー恐るべし(笑)
役者さんの存在感には各々華があり、交錯する会話も実に賑やかなる長編喜劇でした。
患者さんが一人増えていくごとに、面白さが増幅していき患者さん全員が揃ったところでMAXに。
そのまま揃い踏み状態がずっと続くのですから、つまりはMAX状態がず~っと続くということ。
治療を試みるシーンでは、観ているこっちも思わず力が入り、その後プッと噴き出してしまいました。
この作品で炸裂する笑いの法則のひとつには、昨年のM―1グランプリで3位に輝いたジャルジャルの可笑しさと通じるモノがあると思ったのですがどうでしょう。
軽快なテンポと絶妙なノリがとても重要、見事な連携プレーでした。