ハッピーエンドなんていやだ 公演情報 立教大学演劇研究会「ハッピーエンドなんていやだ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

     板中央から奥は40㎝程の高さの平台で嵩上げが為され、箱馬、箪笥程の大きさの四角いオブジェ等が置かれている。手前はフラット。出捌けは、床部分の上・下手、平台のとっつき上・下手に各1カ所。(追記2019.3.9)

    ネタバレBOX

     17歳の少女の心中にあって葛藤する夢見がちなメンタリティーと現実志向が擬人化されて登場する他、母、5歳の誕生日に贈られた熊のぬいぐるみ、ジャーキー。幼馴染のキザオ、キザオを巡る恋のライバル、学級委員。
     内容的な設定が余りに不自然、17歳にもなって女の子が、これほど幼稚というのはいくらなんでもあり得まい。ここで多くの観客がつまずいてしまうのではなかろうか。仮にどうしても17歳という設定にしなければならない理由があるのなら、何らかの病だとか、未知の原因による疾病とか、ぶりっ子というキャラにする等、もう少しリアリティーを感じられる設定が欲しい。余りに日常感覚とズレが大きいのだから、このようなギャップが生まれる必然性を作品の中にキチンと織り込んで欲しいのである。
     他にも使いもしない物を板の上に挙げる必要が何処に在るのか、分からない。演劇は基本的に、1~10迄論理である。何故なら論理で詰められないようではドラマツルギーが成り立たないからだ。中盤、ジャーキーが人間の着ぐるみになって以降、少女の成長物語に転化しストレートプレイらしくなったが。

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    2019/03/06 14:32

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  •  書いた通りです。
         ハンダラ 拝

    2019/03/09 01:21

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